岩橋千塚古墳群 大日山地区の公開古墳


(大日山35号墳とふもとの眺望、前方部から)
大日山35号墳
 6世紀前半の和歌山県最大の前方後円墳で、墳丘の長さは約86m、基壇という墳丘の下の壇の長さは約105mあります。前方部を南に、後円部を北に向けており、後円部には西側に入り口を向けた横穴式石室が造られています。横穴式石室には石梁と石棚があり、大谷山22号墳とともに初期の岩橋型石室の代表例として知られています。玄室は長さ4.33m、幅2.38m、高さ2.85mで、石梁は板状の石を水平方向に張り渡しています。(普段は石室に入ることができません。年に2回程度石室公開日を設けていますので、日時を確認のうえご見学ください。)

 大日山35号墳では、平成15〜17年度の発掘調査により、東西にある造出と呼ばれる突出部から大量の形象埴輪が出土しました。翼を広げた鳥形埴輪、両面人物埴輪、胡ろく形埴輪といった日本で初めての形象埴輪が3種類確認されており、注目されています。古墳は標高141mの大日山山頂にあり、資料館からの距離は約1,300m、徒歩で約20〜30分かかります。現在は、墳丘上の樹木伐採と復元整備が進み、和歌山平野や紀伊水道を眺める人気のスポットとなっています。


(大日山35号墳、手前が前方部・右奥が後円部)

(大日山35号の石室)

【埴輪関係資料】

 翼を広げた鳥形埴輪

 両面埴輪

 ころく形埴輪

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