科 名
ツユクサ科
古 名
つきくさ
鑑賞期
夏
用 途
染料
特 徴
道ばたやあれ地に生える草本で、茎の下部は地面をはい、盛んに枝分かれをします。
夏に青色の花をつけ、古くから青色の染料として使われていました。
朝早く朝つゆにぬれて花が咲くところから、ツユクサといわれています。
万葉歌
百(もも)に千(ち)に 人は言ふとも
月草の 移ろふこころ われ持ためやも
(作者不詳 巻12-3059)
口語訳
あんな人のどこがいいのと、人はいろいろ言いますが、私の気持ちは変わりません。他人のうわさや言葉で
変わるような恋ではないのです。