ツブラジイ
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アベマキ クヌギ ウバメガシ コナラ シラカシ アラカシ スダジイ
科 名 ブナ科
古 名 しひ
鑑賞期 初夏〜秋
用 途 食用
特 徴 暖地の山地に多く自生する常緑高木で、高さ25mにもなります。
6月頃、甘い香りのある黄褐色の小さい花をつけます。
翌年の10月頃、ほぼ球形で直径8-10ミリの果実をつけます。
黒色をした果実の中を割ると白色の部分があり、食べられます。
果実が丸いのでツブラジイと呼ばれます。
万葉歌 家にあれば 笥(け)に盛る飯(いひ)を 草枕
 旅にしあれば 椎(しひ)の葉に盛る
                           (有間皇子 巻2-142) 
口語訳 家にいれば器でご飯を食べられますが、今は旅の途中ですのでシイの葉に盛って食べます。