科 名
マツ科
古 名
まつ
鑑賞期
春
用 途
建築資材・燃料
特 徴
山野に普通に自生している常緑の高木です。
幹は直立し、主な枝はさらに枝分かれし、葉も密に茂ります。
大きいものでは高さ40mにもなります。
樹皮は赤褐色をしているのでアカマツの名がついています。
4月に新しい枝の頂に、雌花をつけ、その下部にだ円状の雄花を多くつけ花粉を多く出します。
材は建築材・燃料用として利用します。
万葉歌
磐代(いわしろ)の 野中に立てる 結び松
心もとけず いにしへ思ほゆ
(長忌寸意吉麿(ながのいみきおきまろ) 巻2-144)
口語訳
岩代(いわしろ)の野中に立っている結び松、その結び目のように私の心も解けず古のことが思い出される。