ヒノキ
科 名 ヒノキ科
古 名
鑑賞期
用 途 建築資材/道具の材料
特 徴 各地の山林中に生え、幹は直立する常緑の高木です。
高さは40mにもなり、植林されることが多いようです。
4月頃開花し、雄花は多数見られ、雌花は枝の先につきます。
建築材としてはきめの美しさや香り等から宮殿や神社の用材にも使われ、一般の家屋にも柱や板・屋根材としても用いられました。
ヒノキの名前は火の木の意味で、この木をこすると火がおこることからつけられています。
弁当箱・すし箱・浴槽・ひのき傘等の材料に使われます。
万葉歌 いにしへに ありけむ人も わが如(ごと)か
 三輪(みわ)の檜原(ひはら)に 挿頭(かざし)折りけむ
                                      (柿本人麿歌集 巻7-1118) 
口語訳 わたしと同じように昔の人も、この三輪(みわ)のヒノキの枝を髪(かみ)にさして、楽しんでいたのかしら