科 名 ツヅラフジ科
古 名 つづら
鑑賞期
用 途 編む・織る
特 徴 山地の林中に生え、周囲の樹木にからみついて伸びる落葉性のつる植物です。
夏から秋にかけて淡緑色の小花を咲かせます。つるはかたいのでつるかごを編むのに使われます。
つるはかたいのでつるかごを編むのに使われます。
ツヅラはつるの意味でかずらと同じです。
万葉歌 上野(かみつけの) 安蘇山葛(あそやまつづら)
 野を廣み 延(は)ひにしものを あぜか絶えせむ
                              (作者未詳 巻14-3434) 
口語訳 上野国(こうずけのくに)の安蘇(あそ)の野辺に広がるツヅラフジのように、私のあなたへの気持ちもど
んどん広がっています。こんな思いをどうして断つことができましょうか。
ツヅラフジ