| 科 名 |
バラ科 |
| 古 名 |
うめ |
| 鑑賞期 |
初春 |
| 用 途 |
食用/薬用/染料 |
| 特 徴 |
中国から渡ってきた落葉の高木です。
現在は、観賞用として、または、果実を食用にするために広く栽培されています。
早春に、白色または紅色の花を開き、良い香りを放ちます。
梅雨の頃には、果実が黄色に熟し、酸味が多く、塩づけにして梅干しをつくり、食用にします。
梅干しは、殺菌や整腸作用があります。
果実は、口紅の材料や友禅染の媒染剤にも使われます。 |
| 万葉歌 |
春去れば 先づ咲く宿の 梅の花
ひとり見つつや 春日暮さむ
(山上憶良 巻5-818)
|
| 口語訳 |
春になると最初に咲くこの家の梅の花をただ一人で見ながら春の日を過ごすことであろうか。 |