科 名 ウラボシ科
古 名 わらび
鑑賞期
用 途 食用
特 徴 全国いたるところの山野に普通に見られるシダ植物です。
日あたりの良い所を好み、根茎は太く地中を横にはいます。
葉はかたく、羽状に分かれ、葉のふちに沿って胞子の入ったふくろが多くつきます。
早春にこぶしのように巻いた若葉を食用にし、根茎からとり出したでんぷんはワラビもちにして食べます。
万葉歌 石走(いわばし)る 垂水(たるみ)の上の
 さわらびの 萌(も)え出づる春に なりにけるかも
                                  (志貴皇子 巻8-1418) 
口語訳 垂水(たるみ、大阪府摂津)の丘のわらびがもえ出す春になったな
ワラビ